はじめに
この記事では早稲田大学の学部時代に特に面白かった選択授業についてまとめていきたいと思います。履修登録の時の参考にしていただければ幸いです。
理工学部の選択授業について、詳しく解説していきたいと思います!皆さんの興味のある授業を、見つける参考になれば幸いです!
選択授業ではなく、早稲田大学の普段の授業がどのようなものか知りたい方はこちらに普段の授業とその様子をまとめています。こちらも興味があれば参考にしてください!!
早稲田大学は多くの選択科目があります。例を挙げると各学部が幅広く学問を学習するために準備しているA群科目といった選択科目、各学部の専門的な内容を学習するC群科目の専門選択科目や大学が準備しているグローバルエデュケーションセンター設置の大学の人ならだれでも受けることができる選択科目(D群科目)などがあります。他学科の授業が聞きたい場合もグローバルデュケーションセンターから受講します。
今回は早稲田大学の理工学部なら誰でも受講できる理工学部のA群の選択科目と、早稲田大学の学生であれば誰でも受講することのできるグローバルエデュケーションセンター設置の選択科目について筆者が受講したものや筆者の周りの人が受講したもののうちでおすすめの物を紹介していきたいと思います。履修登録の際の参考に慣れば幸いです。
グローバルエデュケーションセンター 選択科目
グローバルエデュケーションセンターが設置している科目は早稲田大学の学生であれば誰でも受講することができます。かなり多くの授業用意されています。その中で筆者が受講したものを紹介します!
プログラミング中級(Python)
現役のAndoroidエンジニアの先生がwebアプリケーションの作り方を教えてくれます。
この授業は夏季集中講座で夏休み中に4日間行う授業です。
筆者はこの授業を受ける前はPythonでコードを書くことは全くありませんでした。4日間でアプリなんて作れるようになるのかよと思っていましたが、本当にアプリケーションを作れるようになりました!
授業は初日はPythonの使い方についてざっと学習します。2日目にAPIやJSONについて学びます。3日目にデータベストの処理の仕方を学んで、4日目にアプリケーションの開発を行います。1日目から4日目まで内容がとても濃かったですが、授業自体はまったりしていて休憩も適度に取ってくれるので授業に行くのが嫌だ…とはならないです!
課題は特に出ず、授業中のアプリの出来具合で評価が決まります。先生は非常に優しく誰一人残さない精神で、分からないことが有れば授業の途中でも詳しく教えてくれます。授業中ではTODOアプリケーションを作りますが、自由課題では自分の好きなアプリケーションを作ることができます!楽しかったし、かなり勉強になった授業でした!
プログラミングが全くわからないという方はプログラミング中級(Python )という授業から取るのをおすすめします。
他学科聴講
早稲田大学ではグローバルデュケーションセンターを通じて自分の学部でない授業を受けることもできます。早稲田大学には13個の学部が存在するため、非常に幅広い授業を受けられることで有名です。文系であっても理系の授業を受講することができたり、理系であっても文系の授業を受ける事もできます。筆者も興味のある学部の授業を聞いてとても役にたちました。
他大提供科目
他大提供科目は早稲田大学と提携を結んだ大学の授業を受けることができるシステムです。例えば、医学入門という授業は東京女子医大の授業で早稲田大学に在籍していても医学系の授業を受講することができます。9大学間で提携を結んでおり、早稲田大学の授業だけでなく他大の授業を受けることができるのは本当に楽しいです。これらの授業ですが、倍率が高いため抽選になる確率が高くなります。
A群選択科目
以下に示すのは理工学部が幅広く学問を学習するために準備している選択科目です。幅が広すぎるんじゃないかと思うくらい幅広く授業があります。その中でもいくつかの選択科目を紹介します。
フランス語文化入門
フランス語文化入門では、先生と一緒にフランス語で歌を歌います!先生が癖の強い方で、授業の冒頭では先生がお手本でシャンソンを歌ってくれます。その後に、先生が歌の解説とフランス語文法や発音の練習をしてみんなでシャンソンを歌います。半年間で5曲ほどのシャンソンを歌いました!特に記憶に残っているのは「オー・シャンゼリゼ」をフランス語で歌ったことです。よく、CMなどで聞く曲をフランス語で歌えるようになったので感動しました。
成績は最終課題で決まります。最終課題は、フランス語の曲を一曲選びその曲に関して歌詞の内容の考察をするものというものでした。
最終課題は少し難しかったですが、半年を通してすごくいい経験ができました!フランス語の歌を歌ってみたいという方にはおすすめの授業です。
生活空間の文化
3人の先生が「生活」とは何かについて語ります。一人目の先生は生活空間ということで建築物の観点から生活の空間とは何かについて語ります。筆者は建築物に興味がないので個人的にはつまらなかったです。建築関係が好きな人は楽しい授業になるかもしれないです。二人目の先生は現役のTBSの方で、テレビと生活空間という題目で授業が進みました。普通だとわからないテレビの豆知識や、実際の撮影現場の様子などを知りました。日本の文化におけるテレビとはなんなのかについて考えさせられました。3人目の先生はブランドの評論家の先生で商品と生活空間について学習しました。ブランドとは何か、日本のブランドとは何かについて学びました。課題が少し多かったですが、日本の文化に触れることができました。
3人の先生を通して、理工学部が設置している授業ですが理工学の範囲を超えて学習することができました。選外になった授業の代わりに受けた授業でしたが、思っていたよりは面白い授業でした。
開発協力論
こちらの授業も、何人かの先生がオムニバス形式で授業をしていました。発展途上国への支援とか、青年海外協力隊とかの話を聞くことができます。
海外で働いてみたい!という方にはおすすめの授業だと思います。大教室で、電気を消した状態で映像を見たりするので授業を聞いていて眠くなりました。試験は、先生が事前に教えてくれる論述問題が出ます!事前に準備して試験に臨むといいかもしれません。論述内容の内容はかなり抽象的な内容なので、自分の知識を絞り出して本番で出すことができます。
バイオイノベーションと知財
筆者自身バイオの研究に興味があったのでこの授業を受講しました。半期の前半はバイオ技術がどのようにして発展してきたのかについて学習しました。その中で、バイオとはなにかについて学習することができました。授業はオンライン形式でレジュメを元に勉強するだけだったので自分のペースで勉強を進めることができたことがとても良かったです。
半期の後半は弁理士の資格を持つ先生が知的財産とはなにかというタイトルで授業が進行していきます。特許とはなど、科学技術に関わっていく中で重要となる法律をピックアップして解説してくれるのでかなりためになりました。授業後に毎回、任意のレポートがあったのですがそれをするのが大変でした。
試験は前半の先生と後半の先生でそれぞれ半分ずつ行います。前半の先生はレジュメの穴埋めのようなテストでしたが後半の弁理士の先生は考える問題が多くて難しかったです。
今後、研究者や科学者、開発者を目指している人には勉強になるのでおすすめしたい選択授業です。
高度情報社会における人間関係
3人の先生が高度な情報社会において、どのように生活をすればよいのか語ってくれます。一人目の先生はコミュニケーションという観点からの人間関係について、二人目の先生はマスコミやSNSにおける人間関係について、三人目の先生は社会心理学における対人関係について学習しました。人間関係に悩んでいる人にはぜひ受けてもらいたい授業です。テストはなくレポートによって評価が決まりました。
まとめ
早稲田大学は多くの学部や学科が存在します!そのため、文系であっても理系の授業を受けたり、理系であっても文系の授業を受けることができます。幅広い分野の勉強をできることが特徴的です。また、教授もさまざまないるため特徴的な講義も多く存在します。特に、紹介したフランス語文化入門は良い例です。ユーモアあふれる楽しい授業がたくさんあります。興味のある方はぜひ受講してみて下さい!
その他にも詳しく知りたい授業等ありましたら、コメント欄にご記入ください!!可能な範囲で付け足して行きたいと思います!!
今回は早稲田大学の選択科目についてまとめましたが、早稲田大学の4年間の学生生活についてまとめた記事も用意しているのでよろしければ御覧ください!!
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