【大学生バイト】塾講バイトはブラックか?塾講バイトのメリット・デメリット

受験生・新入生向け
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はじめに

理工学生
理工学生

今回は、大学生の人気バイトである塾講バイトについて、塾講師歴3年の経験から皆さんに大学生に塾講師バイトがおすすめかおすすめでないのかを話していくきます。

よく「塾講バイトは高時給だがブラックだからやめておけ」というのを耳にします、しかしそれらの理由が明確に書かれたサイトはあまりありません。

筆者は大学1年生から大学3年生まで、某有名個別塾で3年間塾講バイトをしてきました。また、現在では講師のチーフを努めてます。その経験から皆さんに塾講バイトについて話して行きたいと思います。

また、筆者は飲食店で一年間、ウーバーイーツを一年間、郵便局での雑務バイトを2ヶ月、大学が募集しているバイト… などなど様々なバイトをしてきました。それらのバイトでの体験を踏まえて塾講バイトのメリット・デメリットを考えてみました。これらのメリット・デメリットを踏まえて塾講バイトがブラックなのかブラックで無いのか考えてみましょう。

  • 大学生が塾講師のバイトをするメリット4つ
  • 大学生が塾講師のバイトをするデメリットを4つ
  • 結局大学生に塾講師はおすすめ?
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塾講バイトについて

塾講バイトのメリット・デメリットについて考えて見ましょう。

メリット

筆者の考える塾講バイトのメリットはざっくりと分けて以下の4つだと考えています!!

  1. スキルが付く
  2. 職場に同年代(大学生)が多い
  3. 自分の勉強にもなる
  4. 基本的に業務がラク

これらのそれぞれについて、詳しく説明していきます。

スキルがつく

塾講師は生徒の勉強と関わることでコミュニケーション能力問題解決能力を身につけることができますがその他にも様々なスキルを身につけることができます。

塾講師をやることによって、基本的なビジネススキルを身につけることができます。生徒の保護者様に対して、丁寧な言葉遣いや講師としてあるべき姿を見せなければいけません。その中でお客様に対する、敬語や振る舞いを意識することになります。具体的には筆者は塾バイトを始めるまではあまり意識していなかった上着はビルの前で脱ぐ目上の方には必ず挨拶する丁寧な口調での話し方など基本的なマナーをかなり徹底して意識するようになりました。

また、塾講師をやっていると電話対応を迫られる場合があります。この電話対応がなかなか難しいです。筆者も電話対応の練習をする際は「こんなの簡単」とおもっていましたが、実際に電話に出るとなるとかなり緊張します。電話対応にはある程度の慣れが必要です。社会に出てから、取引先の方やお客様と電話することが誰でもあると考えられますが、その時に塾バイトで学んだ電話対応のスキルはかなり役に立つのではできるのではないかと思います。

塾講のアルバイトを通じて様々なスキルは就職活動を始めとして社会に出てから役立つことばかりです。

職場に同年代が多い

職場に同年代(大学生)が多いことも塾講バイトの特徴です。同じ世代である大学生が多いので、職場の人とすぐに仲良く成ることができます。職場によっては、塾講バイトで飲み会をやったり、旅行をしたりすることもあります。なかには恋愛に発展することもあります。

飲食店などでアルバイトしていた時は主婦の方や高校生の方、東南アジア系の方など世代もタイプもバラバラな人ばかりでした。そのため、バイト先の友達みんなと飲み会に行ったり旅行に行ったりすることがない印象があります(少なくとも筆者が飲食店で働いていた時はありませんでした)。筆者のバイト先では同じ職場の人が世代やタイプが異なる人達だったのでなかなか心を許せる友達を作りづらかった印象です。ただし、これは一概にも言えないので、同世代が多い飲食のバイト等もあると思います。

塾講バイトでは、職場に同世代や同じ大学生が多いので心を許せる友達をつくるハードルが低いのも特徴の一つだと考えます。

自分の勉強にもなる

生徒に教えることは自分の勉強にもなります。塾講師を始めると今まで、小学校、中学校、高校で一通り学習してきたことを生徒に教えることになります。今まで、学習してきたことのため新たな学びはなさそうですが、実際は生徒に教えるために内容を噛み砕いて教える必要があるため、自分の知識を深めることができます

具体的には、数学の授業で自分が受験生の時は気づかなかった解法などを気付かされ今まで知っていた知識が更に深まります。英語の授業では生徒に教えるために文法を再度復習して、多くの長文を読むため英語に対する理解をより深めることができます。このように、様々な面で新たな発見があります。

また、筆者は塾講師で教えていたことが就活の際に必要となるwebテストで役立ったと感じます。就職活動が始まるとインターンや企業説明会に参加する際にwebテストを受ける必要があります。この、webテスト(SPIテストや玉手箱)は中学入試のような問題から大学入試のような問題まで幅広く出題され、早く解くスキルが求められます。塾講師で講師として教えている内容が就活のテストに出題されるため、塾講師をしていない人たちと比べて少しアドバンテージを得ている感覚があります。

他のバイトと比較して業務がラク

他のバイトと比較して、業務がラクというのも塾講師の良いところの一つです。基本的に座って業務をすることができます。他のアルバイトである飲食店やコンビニでは業務中は立ちっぱなしということがほとんどです。また、勉強を教えるだけなので重たい荷物を運んだり、走り回ったり、声を出したりなどはほとんどしません。

また、塾講師のバイトは他のバイトに比べて業務内容が覚えやすいです。おそらく塾バイトをする人は自分が塾に通っていたなどの経験者だと思うのですが、塾の先生が何をするのかなんとなく想像がつくと思います。自分が飲食店の厨房で働いていたときはお皿の位置や料理のメニューなど様々なことを新たに覚える必要があったため苦労しました。

仕事の終わった後の肉体的な疲労感が塾バイトと他のバイトを比較すると圧倒的に塾バイトのほうが少ない気がします。

デメリット

ここまで、塾講バイトのメリットについてばかりのみ挙げてきました。今度はデメリットについて考えて考えていきます。筆者が考える塾講師のデメリットを4つ以下に挙げました。

  1. 授業の予習が大変
  2. シフトに自由があまり聞かない
  3. 残業はお給料がつかない(←ここがブラックと言われる所以)
  4. 各教室にいる社員さんや生徒との相性

これらのそれぞれについて詳しく解説していきます。

授業の予習が大変

塾講師で大変になるのは、生徒に教えるための授業の予習が大変になるということです。毎回の授業で生徒に教える内容を確認し、ポイントを把握しないといけません。グループ授業を持つとなると授業のクオリティーを求められるため、板書等も準備しなければなりません。毎回の授業で予習をするのはかなり面倒です。

この予習の時間ですが基本的に時間外労働になります。そのため、モチベーションもなかなか上がりません。

シフトが完全に決まっている

個別指導では生徒と相談して決まった時間にグループ授業では教室の決められた時間に授業を毎週しなければいけません。授業は基本的に毎週同じ時間で一年間続いていきます。そのため、シフトに融通がききません。他のアルバイトであれば、2週間前もしくは1週間前にシフトを調整して組むことができます。シフトが自由でないので、旅行に行く際は授業の無い日を選ぶか、代わりを探す必要があります。

また、生徒がいないと授業を増やすことができません。そのため、シフトを増やしたいと思ってもすぐには増やすことができません。「自由にシフトを組みたい!」という方には塾講バイトはあまり向いていないかもしれません。

残業はお給料がつかない

塾講師のバイトは残業が長いです。授業が終わってから、生徒のテストの丸付けや教室のそうじ、社員への生徒の情報の共有があるためです。筆者は最後の授業は21:40に終わりますが帰宅できるのは早くて22:30遅くて23:00です。21:40からの残業はお給料が出ません。一応、授業外労働手当のようなものがもらえますが授業1コマに対して200円程度です。22:00を超えて1時間以上残業しているのに、お給料がこれしかもらえないのは残念です。

自分が塾講師をしている塾では個別授業の時給が1200円で集団授業の時給が2500円です。一見かなり時給がよく条件が良さそうですが、残業や時間外労働が多いため働いた時間に対してもらえる額は他のバイトをほとんど変わりません

これが塾がブラックと言われてしまう所以なのかもしれないです。時給が高いから塾講バイトをやろうと考えている人は特に注意したほうがよいところです

各教室の社員や生徒との相性

塾は各教室によって社員がいます。この社員を中心に教室の運営が回っているため、社員との相性は重要です。社員と相性が悪い場合はバイトに行くのが苦痛でしか無いです。筆者のバイト先の以前の社員は相性が悪かったので筆者が担当する予定だった授業を社員の都合で勝手に担当を変えらいました。また、学校の授業が立て込んでいるのに無理やり模擬授業をやらされ学校の授業に影響が出ました。逆に現在の社員は筆者の意見も塾の運営に反映していただけるのに本当に感謝しています。社員との相性はかなり重要になってきます。

生徒との相性も重要です。生徒が自分と相性が合わないタイプの子だと、塾に行くのが楽しくありません。逆に自分と相性の合う子だと、仲を深めることができるので、毎週塾に行くのが楽しくなります。

このように、各教室の社員や生徒によって塾講師の楽しさはかなり左右されます。しかし、これらのことは実際に入ってみないとわからないので「運」の要素も強いかもしれません

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まとめ

以上のように、大学生が塾講師をやることのメリットを4つ、デメリットを4つ取り上げてきました。これらを踏まえて、筆者は塾講師のバイトは真面目で、続けることの意思がある大学生にはブラックではないし、多くの事を学べるのでかなりおすすめできるアルバイトだと思います。しかし、時給の高さだけにつられて塾講師のアルバイトを始めてしまうとシフトの自由が聞かなかったり、時間外労働が多かったりするためイメージと違った形になってしまうかもしれません。メリット・デメリットを考えて塾講師のバイトを始めるのをおすすめします!!

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